心をととのえ人生を変えた事例集記事一覧

『仏教聖地巡礼 インド・ネパール七大聖地の仏跡巡り』H.Y.  ブッダの教えを学んでいく中で、ブッダはどのような場所で生まれ育ち、覚りをひらいたのか興味が次第に増していきました。そしてインド・ネパールにはブッダにまつわる八大聖地というものがあると知り、一度は行ってみたいと思っていました。今回、インド・ネパールの七大聖地に行ってきましたので、ご報告させて頂きます。0.事前準備 せっかく行くのであれば...

『死と奇跡と救い』I. E.  「抗癌剤治療をしなければ7週間、やれば44週間生存というデータがあります」。「腺癌」という診断がついた日に主治医からそう告げられました。2016年5月のことです。当時麦生(むぎお)は15歳。人間なら76歳の高齢猫です。重い副作用の可能性もある抗癌剤治療を選択する気にはなれませんでした。  私にとって麦生は特別な子です。ペットは家族も同然と言いますが肉親との縁が薄く孤...

『父への怒りと内観と』Y.T.  私が今回、瞑想を始めたきっかけは、強い背部の痛みでした。以前より疲れた時などに出現していましたが、生活に支障が出るほどではありませんでした。それが2年前より急に痛みが強くなり、生活に支障が出てくるまでになりました。2度の精密検査でも異常はなく、当時仕事でストレスを強く感じていたため仕事を辞め、旅行などをしてストレスの解消をしていましたが、痛みは変わりませんでした。...

『生きる意味を探して』H.M.  私は55歳の会社員です。地橋先生の朝カル講座を受講し始めて11ヶ月になります。  私が朝カル講座を受講し始めた理由は、お寺での坐禅会や阿字観瞑想、念仏会などが大好きでよく参加していたのですが、意味がわからないまま参加していたので、きちんと意味を理解したいと思ったのがそもそものきっかけです。最初は本を読んだり、朝カル等の仏教に関する講座をいくつか受けたりしていました...

『体を整え、心を整え、人生を整え』E.K.  16年前に仕事のストレスから心の調子を崩しうつ病になりました。その時お世話になったカウンセラーの先生の勧めで、座禅を始めたのが瞑想との出会いでした。その後、体調管理のために続けていたヨガが実は瞑想のための技法であったことを知り、それ以降は、ヨガと集中系の瞑想を生活の中に取り入れながら、心と体のメンテナンスを行ってきました。   ただ、どれだけヨガや集中...

『なんだ、あったじゃないか』 N.F.   地橋先生の『ブッダの瞑想法』に出会い、1年近くが経ちました。本を読んですぐに初心者講習会に参加し、その後、朝日カルチャーセンターでの講座を受講し続けています。修行はまだまだこれからですが、ヴィパッサナー瞑想を始めて以来、苦しい場面は少しずつ減ってきているように思います。この瞑想法や原始仏教の教え、そして地橋先生に出会うことができ、とても幸運でした。  私...

『真っ黒い心を吐き出したら・・・』H.T.  地橋先生のご著書から朝日カルチャー講座に出会い、1Day合宿に参加し出してから1年半ほどになります。  現在私は55歳ですが、ブッダの瞑想法に興味を持ったのは30代後半でした。その頃はヴィパッサナー瞑想とサマタ瞑想の違いなどまったく知りませんでした。動機は願望をかなえるため、何か超人的な能力をつけたい、成功したいといった欲が心を占めていました。  38...

『検証しながらの瞑想実践』H.Y.  ヴィパッサナー瞑想を始めて以来、心が徐々に解放され、楽になっていると感じています。その反面、自分を振り返ってみると、引っかかっている気持ちの一つに、他人に認めてもらいたい気持ちが強いと改めて思いました。  瞑想に出会う前ですが、大学のOB会の世話人をやっていたことがあります。世話人はOB会の組織運営を行い、仕事はOB総会の準備や会費の集金など多岐に渡ります。大...

『十年目の私の瞑想修行』K.U.  私は、グリーンヒルの瞑想会に参加し始めてもうすぐ十年目になります。修行の一つの節目であり、これまでの歳月を振り返って、学び得たことについて書き留めておきたいと思いました。  私は一人息子を持つ母親ですが、ヴィパッサナー瞑想に出会うきっかけとなったのはこの息子のことでした。息子は、幼い頃から持病のアトピーがあったのですが、それが悪化し浪人時代に最悪の状態に陥りまし...

『瞑想との出会い』りんご  今から2年ほど前、仕事はマンネリ、趣味もなく、このまま時間を浪費するように人生が過ぎていくことに、何とも言えない閉塞感を感じ、それを打ち破りたい衝動に駆られていた。そして、そんな時期に見つけたのが、マインドフルネスと某IT企業が開発したプログラムである(ただし、この時点では某IT企業のネームバリューに吸い寄せられているところが大きい)。  そのプログラムが、私の初めての...

『苦の中に菩提心あり』宝田 誠1.ヴィパッサナー瞑想に出会う前の人生  自分の辿った道が法施となり皆様の修行の一助になればと祈念し寄稿させて頂きます。   私の学生時代は、絶対真理の探究や願望実現のため、禅定体験による超人化を目指すことが興味の対象でしたが、定力がなかったので中途半端なもので終わりました。今思えば戒定慧の三学の中で定のみに取りつかれていた時代だったと思います。  社会人になり大乗仏...

『瞑想8年目、日々是修行』Y.T.  8年前から地橋先生のご指導のもと、最初の変化以降(「月刊サティ!2013年4月号」投稿)、さらにいくつかの変化があった。  特筆すべきは、怒りの激減だ。職場にポケットカウンターを忍ばせ、怒りの感情を確認するたび、ポチッと押すことをやった。8年前には、一日100回以上あったものが、最近はゼロに近い状態になっている。因果論で怒りの恐ろしさを了解し、発する怒りは苦し...

『闇から光へ −そして信の確立へ』M.N.  「あなたからはじめてご主人の話を聞いた時から、変わってないんだなあ」  1Day合宿の帰り道、ご一緒した方からこう言われた。  わたしたち夫婦の関係に影響を受けた長男の問題を何とかしたくてヴィパッサナー瞑想に出会い、朝カル講座に飛び込んでから3年近くが過ぎた。その間、両親と祖母への見方、長男の問題の改善と、目覚ましい変化が起きた。しかし夫へ抱く思いは相...

『人生が集約する瞑想』R.Y.  私は61歳女性、瞑想を始めて7年になります。正直言ってあまり出来の良くない瞑想者です。地橋先生が「素晴らしい瞑想体験が羅列されている原稿よりも、失敗談や瞑想が遅々として進まない話の方が、誰にとっても身近で共感を呼ぶものです」と勧めて下さいましたので、それでお役に立てればと、拙い筆を取りました。  私が瞑想を始めたのは、娘が試験に落ちてばかり、しかも心がけが悪い。夫...

『瞑想が振り返らせた半生』 T.G.  自分はどうのような人間なのか、と最近自問しました。まじめ。思いやりがある。根に持たない。親切。周りへの配慮を忘れない、などなど。  同時に、自分に利があるか否かを計算し、人から受けた苦痛を忘れず仕返す機会を伺い、 体を横にしだらだら過ごすことを好み・・という面も否定できず、むしろそちらの方が本来の自分の性質なのだと思い至りました。  このような事を考えていた...

『私のヴィパッサナー瞑想体験記』K.U.  地橋先生の瞑想会で修行をさせていただくようになってから、いつのまにか8年が過ぎようとしている。ここで、ひとまずの区切りをつけるためにも、ヴィパッサナー瞑想に出会ってから今に至るまでの自分の修行を総括的に振り返ってみたいと思う。  先生の瞑想会を知ったのは、『DVD版ブッダの瞑想法』がきっかけだった。それまで瞑想というと、何時間も不動の状態で坐り続けていな...

『朝カルで叩き込まれた因果論』 平明 創  私が初めて地橋先生の朝日カルチャーセンターの講座を受講したのは5年前の4月でした。  その2、3年前から先生の著書やその他のヴィパッサナー瞑想に関する書籍を読んでは自分なりに瞑想実践をしてきましたが、直接指導者から教えてもらうということはありませんでした。  しかし6年前に大腸がんを患い、入院中に退院したらボランティア活動とプロから直接指導を受けて、瞑想...

『瞑想を始めて3年』Y.J.  瞑想を始めて3年が過ぎました。  私は何となく、瞑想と出会いました。もともと興味をもっていた仏教について調べていくうちに、上座部仏教を知り、瞑想をスタートしました。瞑想のやり方について詳しく知りたいと本を読んでいた所、このグリーンヒルにたどり着きました。  瞑想で特別な体験があるわけでもありません。日常生活においても、瞑想を始めてから、自分ではそこまで大きな変化を感...

『真実に向き合う力を得て・・』S.S.  19歳から36歳の現在に至るまで、人生のおよそ半分を過食嘔吐という摂食障害と共に生きてきました。この摂食障害を完治させることが、私がヴィパッサナー瞑想を始める一番の目的でした。  2016年10月から瞑想の実践を始めて1年3カ月が経ちます。始める前と後での大きな違いは、摂食障害が自分から排除したい汚点から、自分の一部として受け入れられるようになったことです...

「日本の寺の住職を辞して、これから」白幡憲之先代住職だった父の急逝  平成16年の暮れ、寺の住職をしていた父が急逝したとき、私は45歳でした。住職の長男ではあるものの、その頃の私は僧侶の資格を得るつもりも、いずれ寺を継ぐ意志もなく、20代後半から30代初めまでは会社勤め、30代半ばから10年あまりは翻訳者として過ごし、寺とはまったく関係ない仕事をずっとしていました。  当時73歳だった父は、これと...

『五戒を守る』 K.I.  ヴィパッサナー瞑想を始めてようやく半年になろうとしています。まだサティの入れ方も迷う入り口なので、瞑想による変化はよく分かりません。  ですが、確かに変わったと自覚がある点がいくつかあります。朝カルのクラスに通っていて、毎回先生の詳しい話を聞いていますと、瞑想の上達以前にしっかりと整えねばならないことが分かってきました。「戒定慧」の順に修めて行かねばならない。まずは「戒...

『素晴らしきヴィパッサナー瞑想との出会いに感謝!』                                                    磯崎 富士雄  この『月刊サティ!』の読者の皆さんの中には、瞑想に出会って人生が変わったという方が多いのではないかと思います。実は私もその例外ではありません。なぜ瞑想に興味を持つようになったのか、その経緯を振り返ってみたいと思います。  子どもの...

『怒りと恐怖と調和と:  ヴィパッサナー瞑想の「見えざる手」と繋がって 』(Abe-chan)1 感謝  まずは私に執筆の機会を提供してくださいました【月刊サティ!】編集部の方々に、この場を借りまして感謝申し上げます。ヴィパッサナーについて、瞑想について、ひよっこの私ですので、誤用がある場合はどうかご容赦ください。2017年がもう、3分の2を終わろうとしています。250日余りの間に、なんとたくさん...

『やっと出会えたヴィパッサナー瞑想』(ピーマン)  私は、ヴィパッサナー瞑想の指導を、今年の4月から朝日カルチャーセンターで受け始めたばかりです。まだ全くの初心者なので瞑想について十分に知識も持っていませんし、実践においても本当に少しの時間しか行っていません。でも、こんな短い時間でも随分と人生が楽になりました。私がどのようにヴィパッサナー瞑想に出会ったか、そしてどんな変化があったかを書きたいと思い...

『届くように』(匿名希望)  今から十年前、私と小学三年生の息子は、雨の降りしきるキャンプ場にいました。夏のピークを過ぎ、他には数組の家族がいるだけで、標高と雨のせいもあって肌寒く、私たちは目前の清流をただ眺めていました。初めてのキャンプは夕食の準備も手際よくいかず、焦げたご飯を食べ始める頃にはすっかり暗くなっていました。  ここに来る前に、妻との話し合いが終わり、私が息子を、妻が娘を育てることに...

『ヴィパッサナー瞑想に出会って』(紫苑)  ヴィパッサナー瞑想に出会い、私は、自分の身体を実体のあるものとして実感できるようになりました。  五十歳を過ぎた頃、突然「一過性健忘症」という聞き慣れない病気に罹りました。医師によると、ストレスや疲労が要因となり、特に身体の変調をきたす更年期の女性が多いとのこと。再発は少なく命に関わることはないとの診断でしたが、夢遊病のような言動をくり返す私の様子に、家...

『夫が教えてくれたこと』 (匿名希望)  昨年の12月に、夫が突然、不慮の事故で亡くなりました。私の人生で、最も衝撃的な出来事でした。  朝元気に会社に出かけて行った夫が、夜、冷たい遺体となって警察の霊安室に横たわっていました。全身が震え、立っていられない経験を初めてしました。突然、地面が割れて地獄の底に突き落とされたような気持ちです。この世の全てが信じられなくなりました。  葬儀、事務的手続きな...

『変わりゆく人生の流れ』(匿名希望) 私は、十代の頃は肩や首の痛みや円形脱毛等、様々な身体の症状を持っていましたが、それに苦しむという事はあまりありませんでした。 今から当時の事を振り返ってみると、両親は多額の借金を含む財産の問題で対立しており、また兄は、父から「母親は財産を弟(私)に全て与えるつもりのようだ」等と聞かされ、兄が父のスパイとして私を監視し、私が母のスパイとして兄を監視するような状態...

『サティで消える幸福感』 T.H.  以前から行きたいと思っていたタイ、チェンマイの森林僧院で修行してきた。グリーンヒルの法友が出家して修行しているので、連絡を取ってみたら快諾してもらえた。日本人になじみのないサンガの実態を理解できるようにお坊さんと同じような生活をしてみたらどうかと言われて、その提案に乗ってみた。  毎日、夜11:00ごろ就寝し、朝3:30ごろ(外は真っ暗)に起床するという生活を...

『見えてきた、自らの課題』Y.J.  2年前、上座部仏教と出会い、興味本位で瞑想の実践を始めました。 特に悩んでいることは、ありませんでした。  仏教に全く理解を示さない家族、特に母親には閉口することがしばしばありましたが、悩みという程のことではありませんでした。職場でも悩みはありませんでした。  それは、私が日々、自己中心的に言いたい放題、やりたい放題であったためです。ストレスフリーです。  自...

『真実を見つめた先にあるもの』 M.N.  昨年、夫婦の諍いがきっかけで長男が精神的に不安定になり、一時期は学校にも行けなくなりました。それまで積み上げてきたものすべてが崩れていく様を目の当たりにして、私は焦りと不安で一杯になり、それがさらに状況の悪化を招きました。そんな繰り返しの毎日を少しでも好転させたい、その一心で辿り着いたのがこのヴィパッサナー瞑想でした。  すがるような思いで朝カル講座に飛...

『四つめの山に出会う』 M.K.  2ヵ月ほど前、私は急に腰痛になりました。この腰痛は心因性だとすぐにわかりました。日常生活でトラブルが起こり、もうこんなことが続くのは嫌だと思い、思い切って人生を転換したいと、糸口を求めて悶々と格闘していた中でそれが起きたからです。 アドラー流にいえば、「現実に直面するのが嫌だから、私は腰痛を作り出した」ということになると思いました。現実に向き合うのが嫌でたまらな...

『ケンタウロスへの道』 中野 祐三郎  私は、人生の目標をケンタウロスになることに置いてきました。ここで言うケンタウロスとは、ケン・ウィルパーが意識の成長・進化のサイクルの中で記した後期自我→成熟した自我→生物社会的領域→ケンタウロス→アートマン→ブラフマンのケンタウロスの段階を指したもので、自我を手放した状態、或いはありのままの自分を受け入れた状態を示します。天外伺郎氏によれば、後期自我から成熟...

『ヴィパッサナー瞑想との出会い』 森 健一郎  私は、妻、子供2人の4人家族で暮らす43歳の公務員です。外からみれば一見、ある程度完成された一人前の男性と見えるかも知れません。しかし、私には学生の頃より20年以上、先天性の身体的理由により夢が断たれた所から始まる葛藤がありました。  それは、「自分の一度しかない人生、本当にこれで良いのか?」という葛藤です。  このような葛藤は、世に生まれ出た皆が感...

『生きていていいんだ。ここにいていいんだ』 N.H.  1日10分の瞑想、クーサラ、慈悲の瞑想に毎日きちんと取り組むようになって数カ月、私は以前とは比べものにならないほど落ち着いた心で日々を過ごせるようになりました。たくさんの気づきが立て続けに起こり、生きることが劇的に楽になりました。その中でも最も大きな気づきについてご報告したいと思います。 私は若い両親の元で、物心ついたときから良い子として優等...